ガリバーで中古車購入時や売却時に加入できる保険について

万が一の時に備えて加入しておきたい保険。ここではガリバーで中古車を購入した時と売却した時、それぞれのケースで加入することができる保険やその内容についてご紹介します。

【購入時】自動車保険の種類について

まずは自動車保険の種類を知っておきましょう。

ほとんどの方がご存知かと思いますが、法律上、車の所有者は強制的に加入しなければならないのが「自賠責保険」です。これは「交通事故の被害者に対して最低限の救済」をすることを目的とした保険です。

被害者側の物、加害者側の人身や物などについては補償されませんので、ほとんどの方が自賠責保険とは別に「任意保険」に加入します。

任意保険では、自賠責保険では賄えない様々な部分をカバーしてくれます。

・「対人賠償責任保険」(被害者の人身に対する賠償を補償)
・「対物賠償責任保険」(他人の財産に対する賠償を補償)
・「搭乗者傷害保険」(加入車両に搭乗していた人の死傷に対する保険)
・「車両保険」(自分が運転する車両に対する保険)

などの種類があり、自由に選択して加入することができます。

【購入時】ガリバーで加入できる保険


ガリバーは下記の各保険会社と提携しています。

・東京海上日動火災保険
・あいおいニッセイ同和損害保険
・損害保険ジャパン
・三井住友海上火災保険
・日本興亜損害保険

ガリバーのスタッフがその人のカーライフプランに最適な保険会社やプランを提案してくれますので、中古車の購入時に自分で各保険会社の様々なプランを一つずつ精査する必要もなく、購入者からは意外と好評のようです。

要するに代理店という位置付けですが、この辺りは通常の中古車販売店やディーラーなどでも行っていますので、購入時に加入した、あるいは乗り換えたという経験がある方も多いかも知れません。

ガリバーで購入時に加入できる保険は以上です。
続いては売却時に加入できる保険についてご紹介します。

【売却時】ガリバーで加入できる保険

「え?売却時に保険?」「手放すのになぜ?」と思った方もいるかも知れませんね。実はガリバーでは売却時に保険の加入を勧められることがあります。

正確には保険ではなく「保証」なのですが、一体どういうものなのか?

それは「クレームガード保証」と呼ばれるものです。

■クレームガード保証とは

ガリバーが車両を引き取った後で重大な欠陥等が見つかった際、通常は売却主に賠償を請求するのですが、クレームガード保証に加入していればその賠償を請求しません。

という内容の保証です。

民法の瑕疵担保責任という考え方に基づいているもので、基本的には引き渡しから3ヶ月の間に重大な欠陥が見つかった場合に適用される保証となるようです。

■クレームガード保証の加入費用は

買取金額に応じて加入費用が変わってきます。一例を挙げてみますと次のようになります。

買取金額10万円まで→国産車4,900円/輸入車4,900円
買取金額20万円まで→国産車5,900円/輸入車6,900円
買取金額30万円まで→国産車6,900円/輸入車7,900円

輸入車の方が故障等が多いと言われていることもあり、加入費用が国産車と比べて若干高めに設定されています。

このような売却時の保証は比較的珍しいものですが、売却主は加入しなくてはならないのでしょうか?

それについては次の項目で解説します。

クレームガード保証は加入するべき?


結論から言えば、原則としてクレームガード保証には加入する義務も必要もありません。

一般社団法人自動車公正取引協議会も、買取店はプロとして査定をして買い取っているため、売却主が知らなかった欠陥や不具合については買取店側の責任であるとしています。

ただし、売却主が故意に欠陥や不具合を隠して売却し、それが発覚した場合は話は別です。

この場合は買取店に対して虚偽の申告をしたことになりますので、売却主の責任を問われる可能性が非常に大きくなります。

じゃあ「加入する=故意に隠している」ということ?という疑問が持ち上がりますが、ここも難しいポイントです。

「故意に隠していたか」「本当に知らなかったか」を証明することは双方にとって難しく、最悪のケースとして裁判に持ち込まなければならない状況になってしまうことも考えられるためです。

裁判に至らなくても、話し合いをするには多大な時間や労力が必要になってしまうかも知れません。

なんとも判断が難しいところですが、例えば

「クレームガード保証の加入費用を差し引いても、ガリバーの方が他の買取業者より高く売却できる」

場合で、かつ

「欠陥や不具合が無いとは言い切れない(元々が中古車だった等)」

場合には、クレームガード保証に加入しつつガリバーで売却する、というのが安心な流れかも知れません。

逆に

「新車で購入して事故歴も修理歴もない」

と分かる場合は加入する必要は無いでしょう。

少しでも高く売却するには一括査定が便利!

「クレームガード保証に加入してもガリバーの方が買取金額が高いかどうか」を知るためには、複数の買取業者に査定を依頼しなければなりません。

そんな時にぜひ活用したいのが一括査定です。

特に、提携している買取業者数が最も多いカーセンサーでは、ネット上でいくつかの項目を入力するだけで、住所から近い順に業者を最大で10社まで自動選出してくれます。

その中から自分が希望する買取業者を選ぶもよし、住所を少し変えて別の地域の買取業者を探すもよし、つまり少しでも高く査定してくれる業者が探しやすいということです。

「一括査定は電話がしつこい」

というイメージをお持ちの方も少なくないようですが、カーセンサーは一括査定サービスでは唯一、メールでの連絡を希望できるサイトです。

上記の申し込み内容入力ページ下部にある「任意項目:売却希望時期など、ご希望がある場合は、こちらをクリック」を開き、連絡希望時間帯のテキスト欄に「メールでの連絡を希望」と入力するだけでOKです。

全ての買取業者がメールで連絡をくれるという訳ではありませんが、電話による連絡を大幅に減らすことが出来るでしょう。

まとめ

今回はガリバーで中古車を購入する際、売却する際に加入できる保険(保証)についてご紹介してきました。

まとめますと

・ガリバーでは購入時に任意保険に加入できる
・ガリバーでは売却時にクレームガード保証というものがある
・元々中古で購入した車を売却する場合で、かつ加入費用を差し引いてもガリバーが最も買取金額が高い場合はクレームガード保証の加入を検討しても良い
・少しでも高く売却するには一括査定が便利

となります。ぜひ検討材料の一つとしてお役立てください。