ネクステージの諸費用が高いというウワサは本当!?中古車は支払総額が重要!

中古車販売・買取大手のネクステージですが「購入する際の諸費用が高い」というウワサを耳にしたり経験した人もいるようです。実際のところどうなのでしょうか?ネット上の声なども交えながら解説して行きます。

ネクステージってどんな会社?

ネクステージの前身は1998年12月に「有限会社オートステージヒロタ」として設立された中古車販売店で、本社は愛知県、店舗は北海道から九州まで全国展開しているほか、オンラインで中古車検索や査定依頼サービスも提供しています。

SUV専門店、セダン・スポーツ車専門店、輸入車正規ディーラー、買取専門店など店舗によって特徴が違っていたり、購入後90日以内は返却OK(条件に適合すれば車両本体価格のみ100%返金)などの独自サービスも行っています。

またサイトにおいても全国の拠点で販売されている中古車およそ5,000台(執筆時点)以上から中古車を検索できたり、国産車・輸入車問わず最長3年という長期保証サービスを設けているといった特徴もあります。

2014年には世界で初めてAmazon.co.jpにて中古車の販売を開始するなど何かと話題を振りまいてきたネクステージですが、ネット上では「諸費用が高い」という声が散見されます。

実際のところはどうなのでしょうか?

ネクステージで中古車を購入した人や見積もりを取った人の声を交えて、諸費用について見て行きます。

諸費用が高い!?ネット上の声をご紹介!


ネクステージで実際に中古車を購入した人や見積もりをもらった人の声を一部抜粋してご紹介します。

■サイトで車両価格120万円だった車を見に行ったら、総額が諸費用込みで170万円と言われました。担当者の方は熱心に接客されていて好印象なのですが、諸費用ってこんなに高いものですか?

■ネクステージの某店で見積もりを依頼しました。車両本体価格が130万円だったので安いなと思っていたら、諸費用込みで200万円近くに。特にガラスコーティングが10万円以上だったのは驚きました。

■90万円の車両価格が、諸費用が入ると150万円以上になってしまいました。コーティング10万円、ヘッドライトとテールランプを磨いたり車内清掃で5万円以上など予算を大きく超える金額だったので今回はキャンセルしました。

■せっかく車両本体価格が手ごろだったのに、諸費用が30万円超えだったので諦めました。スタッフの対応が良かっただけに残念です。

■本体価格が安かったので見に行ったのですが、60万円のオプションを提案されました。オプションを断ると商談が難航してしまい結局購入には至りませんでした。

■希望する車を購入できて良かったです。ただ諸費用が50万円超だったので少し高いと感じました。

確かに、このようにネット上では「諸費用が高い」という口コミや、購入を断念したという声が実際に散見されます。

諸費用に関しては次の項目でも詳しくご紹介しますが、どうして高いと感じてしまうのでしょうか?その理由も探って行きたいと思います。

そもそも諸費用って?ネクステージの諸費用が高いと感じる理由は!?


諸費用にはどんなものが含まれているのか?
ネクステージの諸費用が高と感じてしまう理由は何か?

について考えて行きます。

■諸費用に含まれるもの

中古車の購入時には、車両本体価格のほか

・消費税
・自賠責保険料
・自動車税
・自動車重量税
・自動車取得税
・自動車リサイクル料
・法定預かり費用(主に印紙代で、非課税)

などが必要になり、ここに

・販売店の利益(登録代行費用、納車費用、車庫証明代行費用、手数料など)

が上乗せされることになります。これがいわゆる「諸費用」です。

これだけ見ても分かるように、車両本体価格以外にも10万円~多くて20万円程度は諸費用としてかかることになります。

さらに保証をつけたり、ある程度の整備や清掃が必要だったり、ガラスコーティングやオプションなどを選択すればそれらの費用も諸費用として加算されます。

つまり

車両本体価格=乗り出し価格ではない

ということになります。

法定費用以外の金額設定については業者ごとに異なりますが、どの販売店で購入しても必ずある程度の諸費用はかかるということになります。

■ネクステージの諸費用が高いと言われてしまう理由

(1)車両本体価格の表示のみ

ネクステージの諸費用が高いと言われてしまう理由の一つとして「車両本体価格のみを掲載している」という点が挙げられます。

店頭に並んでいる車やサイト内の中古車情報ページには車両本体価格が大きく表示されています。

ここには諸費用が含まれていませんので、いざ見積もりを見たときに諸費用分が加算されていることで「高い」という印象を受けてしまう人が多いという訳です。

(2)オプション等の費用

また、もう一つの理由として、コーティングが10万円以上するという口コミもあり、単純にそのオプションなどの料金自体が高いということも考えられます。

しかしながら、これらオプションなどの費用については業者ごとに金額設定が異なりますので、高いと感じる方や相応と感じる方、安いと感じる方などそれぞれです。

以上のことから、中古車を購入する場合は「車両本体価格」ではなく「支払総額」で見ることが大切になってきます。

支払総額が不安…。そんな方にオススメなのは!?


実際に見積もりを取らないと支払総額が分からないというのは、確かに消費者からすると不安なものです。

口コミにもあったように、手ごろな車両本体価格だったとしても諸費用が高くついて予算をオーバーしてしまい、泣く泣く諦めなければならないという方も実際にいることは確かです。

追加するオプションなどは別として、やはりあらかじめ基本的な支払総額が分かっていれば、より安心して中古車を購入することができます。

そこでオススメなのが、支払総額が掲載されている中古車検索サイトの利用です。

例えば業界最大手のカーセンサーでは、中古車の詳細情報が掲載されているページに必ず「本体価格」とは別に「支払総額」が掲載されています。

この場合の支払総額とは諸費用込みの金額ですので、後付けのオプションなどを選択した場合は金額が変わりますが、何も加えない場合は表示された料金で乗り出すことができます。

このように支払総額があらかじめ掲載されているサイトを通して購入すれば、予算オーバーを避けることも可能です。

中古車の購入を検討している方はぜひ、カーセンサーなどのサイトも比較材料として活用してみてはいかがでしょうか。