N-BOXで故障しやすい箇所は!?新型に搭載された新性能と共にご紹介!

2017年8月31日、ついにデビューした新型N-BOX。新しく採用された装備や性能などを解説するとともに、先代で故障しやすいと言われている部分や買い替えのタイミングなどをご紹介します。

新型N-BOXに新たに導入された装備や性能


2011年に初代が発売されたN-BOXは、2015年・2016年と連続で「軽四輪車新車販売台数No.1」に輝くなど、長い間人気を維持しているホンダの人気車種です。

そのN-BOXがついに8月31日にフルモデルチェンジされました。

新たに採用された装備や性能をご紹介します。

■Honda SENSINGが全てのタイプで標準装備!

ホンダが誇る予防安全性能Honda SENSINGとは、次のようなシステムです。

・CMBS(衝突軽減ブレーキ)
前走車、対向車、前方の歩行者などとの衝突回避を支援するシステムです。

・歩行者事故低減ステアリング
前方の歩行者との衝突回避を支援するシステムです。

・ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
車速から適切な車間距離を割り出し、保つことで負担を軽減するシステムです。

・LKAS(車線維持支援システム)
白線(黄線)を認識して車線内を走行できるようハンドル支援するシステムです。

・路外逸脱抑制機能
同じく車線を検知して、はみ出さないようい支援するシステムです。

・誤発進抑制機能
不注意による急発進を防いで注意喚起するシステムです。

・先行車発進お知らせ機能
停車時に先行車が発進した際にお知らせするシステムです。

・標識認識機能
標識の見落としを防止し、安全運転を支援するシステムです。

これらのHonda SENSINGと呼ばれる技術が全タイプ標準装備となり、安全性能が大幅に向上しました。

■それだけじゃない!さらに高まる安全性能!

Honda SENSING以外にも次の安全性能が追加されています。

・後方誤発進抑制機能
後方に何らかの障害物がある状態でRレンジに入っており、アクセルペダルを強く踏み込んでしまった場合に急な後退を抑制する機能です。

・オートハイビーム
対向車、前走車を検知してハイビームとロービームを自動で切り替えるシステムです。

このように新型N-BOXは安全性能という点において特に大きく向上しています。

■助手席スーパースライドシート!

助手席が最大57cmスライドする、スーパースライドシートを採用しています(タイプ別設定)。ゆったりとくつろげるほか、後部座席に子供を乗せている場合でもぐっと距離を近づけることができます。

■ボディの軽量化!

初代と比べて約80kgの軽量化に成功しました。これによりパフォーマンスの向上、燃費の向上、各機関への負担の軽減などが期待できます。

N-BOXで故障が多いのは?


実際にN-BOXに乗っている人が体験した故障や不具合にはどのようなものがあるのでしょうか?特に目立つものをいくつかご紹介します。

■テールランプの切れ・雨漏り

新車購入して間もないのに片側・両側のテールランプが切れてしまう、交換してもすぐに切れてしまうということがあるようです。また雨漏りは特にスライドドアに多いのですが、運転席や助手席にも見られることがあります。

■スライドドアが開閉しない

手動であれば強めに引くことで開けることはできますが、電動パワースライドドアのスイッチがオンになっているにも関わらず、電動で開閉しなくなってしまうという故障です。

■アイドリングストップが不安定になる

停車時にエンジンをストップさせ、燃費の向上や環境への配慮を行うシステムですが、これが同じ場所で停車しているにも関わらず、作動する時としない時がある、といった故障です。

■警告灯が点灯する

突然エンジン警告灯や横滑りマークが点灯するというものです。本当に異常があるのか、あるいは何らかの不具合なのかが分からないケースがほとんどのようです。

■ボディを叩かれたような音がする

走行中・停車中を問わず、車の後方からボディを叩かれたような「ボン」という音がするというもので、音の大きさやタイミングは不規則のようです。

■音量設定に関わらず音が出る

特に夏場の暑い時季などに多いと言われていますが、ナビやオーディオをOFFにした状態であるにも関わらず音が鳴ってしまうというものです。

■スピードが下がってしまう

走行中にヘッドランプを点灯させるとスピードが徐々に下がってきてしまうというものです。一度アクセルペダル踏み直すと解消されることが多いようです。

車は新車といえどもやはりある程度の個体差がありますので、中には「ハズレ」に当たってしまったという人もいるかも知れません。

ここでご紹介した故障や不具合はすぐに安全を脅かすような事象ではありませんが、乗り続けることで思わぬ事態を誘発し兼ねませんので、もし少しでもおかしいと感じたら出来るだけ早くディーラーに見てもらうようにしましょう。

もし買い換えるなら?タイミングが大切!


一度や二度の軽微な故障であればまだしも、高額な修理費用が必要になってしまう故障や、立て続けに起こってしまうと「買い換えた方が良いのかな?」という考えが頭をよぎるものです。

「直してでも乗り続けたい」「廃車になるまで乗りたい」という気持ちがある分には修理に出した方が良いかも知れませんが、もし買い換えを検討するなら、タイミングを逃さないことが大切になってきます。

中古車の相場は変動が頻繁で、先週30万円だった車が今週は20万円に下がっていた、などということも決して珍しくありません。

「買い換えようかな?いや、もう一回だけ修理に出そう」

そうして修理したにも関わらず、再度故障。そこで

「もう買い換えよう!」

となった時には買取相場が下がっている可能性もある、ということです(もちろんその逆もあるかも知れません)。

つまり買い換える可能性がある場合は「売り時」のタイミングを見逃さないようにすることが大切になってきます。

そこで便利なのが一括査定です。

一括で複数の買取業者に査定依頼をすることで、業者側には「競合他社がいる」ことが伝わります。

「ぜひウチで買い取りたい!」と思ってもらえれば他社よりも査定額を上げてくれる可能性が高くなりますし、そもそも中古車相場に詳しい買取業者ですので、売り時の情報なども相談できるかも知れません。

大手から個人まで提携している買取業者数が最も多いのはカーセンサーです。

提携業者数の多さは査定額アップの可能性を高めてくれますので、もし将来的に買い替えの可能性がある場合は、売り時を逃さないためにも一度査定をしてもらうというのはいかがでしょうか。

新型N-BOXに期待!

故障や不具合が多いと言われているホンダN-BOXですが、新型はそれらを踏まえて改良され、安全性能や走行性能が格段に向上しています。

発売から6年が経過しても人気が衰えないN-BOXは、きっとそれだけ人を惹きつける魅力がある車ということではないでしょうか。

ぜひ、新型に期待しましょう。