人気が継続しているN-BOXの魅力とは!?N-BOXの不具合やリコール情報と併せてご紹介!

2011年12月に発売されたホンダのトールワゴン型軽自動車「N-BOX」。発売から6年が経過しても未だに衰え知らずの魅力はどこにあるのでしょうか?その他、気になるN-BOXの不具合やリコール情報とともにご紹介します!

N-BOXの魅力はどんなもの?


高い人気を保ち続けるN-BOXの魅力はどこにあるのでしょうか?ここでは新型を中心に、N-BOXの人気のヒミツを探ってみます。

■広い車内空間!

N-BOXは軽自動車の中でも特に背が高い「スーパーハイトワゴン」に分類されています。

大人が4人ゆったり乗れる車内長2,180mmは軽自動車では最大級であり、車内高も1,400mmと子供が立って着替えることもできるくらいの高さで、こちらもやはり最大級です。

これまでの軽自動車からは想像もつかないほど、広い車内空間を実現しています。

■360度UV・IRカット!

日焼けの原因となるUV(紫外線)を約99%カットし、車内の暑さの原因となるIR(赤外線)を約70~80%カットする、世界初の単板窓ガラス採用車です。

肌にダメージを与える紫外線をカットし、車内の冷房効果を高めるなど、女性や小さな子供、お年寄りまで快適に過ごせる車内空間を実現しています。

■燃費性能もぬかりなし!

JC08モードにおいて21.4km/L~25.6km/L(グレードや仕様で異なる)という低燃費性を備えながらもパワフルさは失わず、ハイパワーと低燃費の両立に成功しています。

■もちろん高い安全性能もそのまま!

ホンダは安全性能にも定評があり、N-BOXは2015年度自動車アセスメントの予防安全性能評価において最高ランクのASV+を獲得しています。

・シティブレーキアクティブシステム
約30km/h以下で走行時に、前方車両との衝突回避および軽減を自動ブレーキによってサポートします。また、前方に障害物があるケースでアクセルを踏み込んでしまった場合の急発進防止を支援します。

・エマージェンシーストップシグナル
急ブレーキを踏んだ時にブレーキランプとともにハザードが自動で高速点滅し、後続車に注意を促すシステムです。

・VSA
障害物や割り込み車などによる危険回避のために、急ハンドルを切った際に車体のブレを抑えたり、車輪の横滑りや加速した際の空転などを抑えたりして安定性を保つシステムです。

・ヒルスタートアシスト機能
坂道発進の際に車体が後退するのを約1秒間防ぎます。アイドリングストップ機能をオンにしている状態でも作動しますので、渋滞など後続車が詰まっている時でも安心して坂道発進することができます。

軽自動車でありながらこのように様々な機能が備わっているというのが、N-BOXの魅力であり人気が衰えない理由と言えます。それでは次に、気になるN-BOXの不具合・リコールの情報についても見ていきましょう。

N-BOXの不具合・リコール情報

ここではホンダが公表したN-BOXに関する不具合・リコール情報の中から新しいものをご紹介します。

《N-BOXの車体に関する不具合・リコール》

・届け出日
2017年6月8日

・N-BOXの不具合内容
テールゲートのガス封入式オープンステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、沿岸地域の塩分の影響で腐食することがある。

そのままの状態で使用を続けると腐食が進行し、外筒が膨らみエンドキャップが割れ、テールゲートを開く際に外筒が破損、最悪の場合周囲の人が負傷するおそれがある。

・改善の内容
ガス封入式オープンステーアッセンブリを対策品と交換する。

・対象車両「N-BOX SLASH」
型式:DBA-JF1
車台番号:JF1-7000020~JF1-7014316、JF1-7100003~JF1-7101760、JF1-9000019~JF1-9006328、JF1-9100003~JF1-9100774

型式:DBA-JF2
車台番号:JF2-7000006~JF2-7002563、JF2-7100001~JF2-7100256、JF2-9000013~JF2-9001271、JF2-9100001~JF2-9100164

《N-BOXの動力伝達装置に関する不具合・リコール》

・届け出日
2015年11月12日

・N-BOXの不具合内容
パドルシフト搭載車においてエンジン制御コンピューターのプログラムが不適切なため、アクセルペダルから足を離した減速中にパドルシフト操作により2速から1速へ変速すると、CVTのドライブプーリーシャフトに高い負荷が加わることがある。

その状態を繰り返すとシャフトが折損し、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。

・改善の内容
サービス診断記録装置を確認し、ドライブプーリーシャフトへの負荷状態が基準値以内の場合は、エンジン制御コンピューターを対策プログラムに書き換える。

基準値以外の場合は、CVTを新品と交換するとともにエンジン制御コンピューターを対策プログラムに書き換える。

・対象車両「DBA-JF1」「N BOX」「N BOX Custom」「N BOX +」「N BOX + Custom」

型式:DBA-JF1
車台番号:JF1-2000005~JF1-2019060、JF1-2100002~JF1-2132652、JF1-4000002~JF1-4002828、JF1-4100001~JF1-4104659、JF1-6100002~JF1-6102234

型式:DBA-JF2
車台番号:JF2-2000004~JF2-2005103、JF2-2100002~JF2-2106279、JF2-4000002~JF2-4001042、JF2-4100001~JF2-4101801

N-BOXのその他の不具合・サービスキャンペーン等の情報

続いて、リコールにはなっていないN-BOXの不具合や自主改善の情報などをご紹介します。

《フォグライトのバルブが緩み外れる可能性に関するサービスキャンペーン》

・N-BOXの不具合内容
「N-BOX Custom」と「N-BOX +Custom」のフロントバンパーにおいて、縁石等に乗り上げて後退した際にバンパーが引っ掛り外れると、左側前部フォグライトの電気配線が引っ張られてバルブが固定部から緩み外れることがある。

適切な点検整備を行わないでそのままの状態で使用を続けると、バルブの熱により周辺の樹脂部品が発熱して発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・改善の内容
使用者に対し、適切な点検整備を実施するように周知を行う。

《車いす仕様車キット及び乗降用アルミスロープの自主改善》

・N-BOXの不具合内容
1)乗降用スロープ装着車において、スロープを車体に固定するヒンジブラケット締付けボルトの締付けトルクが不適切なため、使用過程で当該ボルトが緩むものがある。

そのため、スロープ引き出し時または使用時にスロープが外れるおそれがある。

2)乗降用スロープ装着車において、スロープを車体に固定するヒンジブラケットの強度が不足しているため、スロープ収納時に車椅子固定ベルトがスロープと車体の間に噛込むと、ヒンジブラケットが変形するものがある。

そのため、スロープ引き出し時または使用時にスロープが外れるおそれがある。

・改善の内容
1)緩み防止剤を塗布した締付けボルトに交換するとともに、適正なトルクで締め付ける。
2)ヒンジブラケットを対策品と交換する。

N-BOXのその他の不具合情報や対象車両の検索について

今回ご紹介した以外のN-BOXの不具合・リコール、サービスキャンペーン情報や、自分の車が対象車かどうかなどは、こちらから確認することができますのでお役立てください。

リコール・改善対策一覧

サービスキャンペーン一覧

保証期間延長等のその他の情報一覧

リコール・改善対策・サービスキャンペーン対象車両検索

なお、対象車両の検索には車検証に記載されている車台番号が必要になります。N-BOXの不具合について調べるためには必ず車台番号をご用意ください。

2代目の登場も間近!これからのN-BOXにも期待!


2017年8月31日には初めてのフルモデルチェンジとなる2代目「N型」の発売が決まっているN-BOX。

ステップワゴンなどに搭載されているホンダの先進的な安全技術「Honda SENSING」が全車で標準装備されることも発表されています。

衰え知らずのN-BOX、これからどんな進化を見せていくのか楽しみですね!ご愛用される方はN-BOXの不具合やリコール情報などもチェックしつつ、快適なドライブを楽しんでください。