とにかく圧倒的なカッコ良さ!CX-5の故障に関する情報をご紹介!

SUVの中でもバツグンの人気を誇るマツダCX-5について、新型に採用されているマツダの最新技術や安全性能、気になるCX-5の故障に関する情報などをご紹介しています。少しでも購入を検討している方のお役に立つことができれば幸いです。

CX-5ってどんな車?

マツダを代表するクロスオーバーSUVで、2012年に初代KE系が、2017年に2代目KF系が発表されています。

マツダの新世代技術を全面的に採用!

CX-5は初代、2代目ともに「スカイアクティブ・テクノロジー」と呼ばれるマツダの最新技術がふんだんに盛り込まれています。

《スカイアクティブ・テクノロジー》
・燃費性能を大幅に向上させた「スカイアクティブ・エンジン」
・操舵の安定性、衝突安全機能を大幅に向上させた「スカイアクティブ・ボディ」
・軽量でありながら高性能で上質な乗り心地を実現した「スカイアクティブ・シャシー」

実際にCX-5に乗っている人の声を見てみると、その満足度の高さがうかがえます。

「加速がすごい!スーッと伸びていく!」
「毎日見ても飽きないデザインが嬉しいです。」
「長距離を乗っても全く疲れを感じません。」
「インテリアはシンプルだけど高級感があってバランスが良いです。」
「ディーゼルなので満タンにしても5千円程度と維持費が安い!」

このような声が多く見られ、非常に満足度の高い一台となっていることがわかります。

クリーンディーゼルエンジンを搭載!

エンジンには、燃料を燃焼・爆発させた際に発生する有害物質を除去する「DPF」と呼ばれるフィルターが据え付けられています。

これにより、ディーゼル車であるにも関わらず排気ガスをクリーンに保つことができ、さらにフィルター内に溜まった有害物質を再生して燃焼するという自浄作用も併せ持っています。

これを「クリーンディーゼルエンジン」と呼び、現在ではガソリン車よりもディーゼル車に注目が集まっています。

安全性能も大幅に向上!

CX-5は、安全性能という点においても従来の車から大幅に向上しています。

■レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
車線の中央付近を安定して走れるように運転操作をサポートするシステムを採用しています。

■スマート・ブレーキ・サポート(SBS)
中速~高速で走行中に前方への衝突回避と被害の軽減をサポートするシステムです。

■マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
前を走る車との車間距離や速度差などからエンジンとブレーキをコントロールして、設定した車間距離を保つシステムです。

■アドバンス・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスSCBS)
前方の歩行者や車を検知して衝突回避をサポートする自動ブレーキシステムです。

■AT誤発進抑制制御
前進時にギアの入れ違いやペダルの踏み間違いによる誤発進、急加速を制御するシステムです。

上記は安全性能の一部ですが、このように燃費性能の向上、走行性能の向上に加えて安全性能でも最新の技術が盛り込まれています。

それでは、CX-5の故障に関する情報を見ていきましょう。

CX-5の故障に関する情報

CX-5の故障にはどのようなものがあるのでしょうか?
リコール以外のCX-5の故障やトラブルについていくつかご紹介します。

(1)走行中にエンジンが停止した!

・オイル交換は5千kmごとにきちんと行っていた
・走行距離は6万km程度
・ディーラーの点検を少し前に受けたばかり(この時は異常なし)

とのことですが、信号待ちのために減速したところ、40km/hくらいになったタイミングで突然エンジンが停止してしまったという例です。

このタイプのCX-5の故障症状としては「セルは勢い良く回るがエンジンが始動しない」というもので、その間はバッテリーランプがついたり、他の警告灯が全点灯したりという状態だったようです。

何度もエンジン始動にトライして何とかディーラーに持ち込んだ結果、吸気系のトラブルだったことが判明しました。

そのため、吸気系の部品の交換、煤が付着していると思われる箇所の洗浄、制御プログラムの更新などを行ったとのことです。

(2)ブレーキが効かなくなった!

CX-5の次の故障例としては、カムシャフトの一部が破損し、車庫入れ時に急にブレーキが効かなくなってしまったというものです。

*カムシャフトとは?
エンジンを構成する部品の一つで、バルブを開閉する気筒をまとめる「軸」のことです。

カムシャフトの破損によってブレーキ性能に異常が発生し、特に低速時においてのブレーキにトラブルが発生したようです。この場合、保証期間内であれば無料で修理が可能です。

(3)BSMシステム異常!

BSMシステムは「ブラインドスポットモニタリング」と呼ばれるマツダの安全技術の一つで、車線変更などの際にドアミラーに映らない斜め後方からの車の接近を知らせるシステムです。

運転席のパネルに「BMSシステム異常」という警告灯が点灯するというものですが、エンジンを再始動することで症状が出なくなることも多いようです。

もし再始動しても症状が現れるようであれば、故障の可能性が高いため、CX-5を一度ディーラーに持ち込むようにしましょう。

そのほか、軽微なものでは

・助手席に人が乗っていないのにシートベルトの警告音が鳴る
・停車時にショックがある
・スタートボタンがオレンジになりブレーキが硬くなる
・レーザークルーズコントロールが解除されてエラー表示が出る
・ハンズフリーでスマホ側からしか音声が出なくなる

などのCX-5独自の故障やトラブルもあるようです。

なお、リコールになっていないCX-5の故障やトラブルなどについては、個体差や、どんな乗り方をしているかということも影響してきます。

気づきにくいケースがあったり、リコールにはなっていないから大丈夫と思って悪化させてしまったりするケースも少なくありません。

たとえリコールになっていなくても、「いつもと違う」と感じる症状が現れた場合は、できるだけ早くディーラーに持ち込むことをお勧めします。

マツダが発表している不具合について


続いて、マツダが発表している「リコールには至らなかったCX-5の故障・不具合」について新しいものをご紹介します。

■エンジンに関する不具合

・キャンペーン開始日
2017年6月30日~

・具体的な内容
原動機の油圧可変バルブ・タイミング・アクチュエータにおいて、排気側カムシャフトの組付工程が不適切なため、締付ボルトの締付けトルクが不足しているものがあります。

そのため、そのまま使用を続けると、当該ボルトが緩み、油圧可変バルブ・タイミング・アクチュエータが作動せず、エンジンの出力が低下すると共に、エンジン警告灯が点灯するおそれがあります。

・改善内容
全車両、油圧可変バルブ・タイミング・アクチュエータの締付ボルトを規定トルクで締め付けます。

■バックカメラに関する不具合

・キャンペーン開始日
2017年2月17日~

・具体的なの内容
車両の後方を確認するバックカメラにおいて、レンズ表面のコーティングが不適切なものがあります。

そのため、洗浄剤や雨水などに含まれる酸でコーティング剤が浸食され、そのまま使用を続けると、レンズ本体も浸食して白濁化し、バックカメラの映像が徐々に鮮明に映らなくなるおそれがあります。

・改善内容
全使用者へ当該不具合について周知し、レンズの白濁が発生している場合には、バックカメラを対策品に交換します。

CX-5の故障・不具合に関するサービスキャンペーンの詳細や、自分の車が該当するかどうかは、以下のページから確認できます。

■リコール又はサービスキャンペーン等情報

http://www2.mazda.co.jp/service/recall/86/704/index.html

なお、対象車かどうかを検索するには、車検証に記載されている車台番号が必要になりますので、あらかじめご用意ください。

更なる進化に期待が高まる!


マツダの最新技術が盛り込まれたCX-5は、外観のカッコ良さ、内装の高級感、燃費性能や走行性能、安全性能の高さなどを兼ね備えていて、新型が出たばかりにも関わらず、すでにファンからは「更なる進化」を期待する声が高まっている車です。

販売開始から9ヶ月で、3年分の販売目標台数を大きく上回る受注台数があったことからもその人気がどれほど高いのかが分かります。

CX-5の故障・不具合に関する情報も気になるところですので、それらはしっかりとチェックしつつ、新機能の追加やニューモデルの開発など、今後どのように変化していくのか注目したいところですね。