ホンダオートテラスで値引きしてもらうためには!?交渉のコツをご紹介!

ホンダオートテラスで中古車を購入する際、値引きはしてもらえるのでしょうか?値引き交渉をする前に知っておきたい点や交渉のコツなどを交えながら解説します。

ホンダオートテラスとは?

ホンダオートテラスは、ホンダの認定中古車を中心に各メーカーの中古車を販売しているお店です。

47都道府県に500店舗構えていますので、街中で見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

特にイチオシはホンダの認定中古車で、厳しい基準の点検・整備を経て品質管理が徹底されている点や、1年間は無料で走行距離無制限の保証が付いている点など、安心と満足を売りにしたサービスが特徴です。

そんなホンダオートテラスですが、購入する際に値引きはしてもらえるのでしょうか?

ホンダオートテラスで値引きは可能!?


「ホンダオートテラスでは値引きしてくれますか?」

「ホンダオートテラスは中古車専門とのことですが、値引きはしてもらえるのでしょうか?」

「ホンダの認定中古車の購入を検討しているのですが、値引き交渉はマナー違反でしょうか?」

このような質問を目にすることがあります。

やはり、できるだけ良いコンディションの車をできるだけ安く手に入れたいという思いは皆さん同じのようです。

新車の値引きは暗黙の了解といったところですが、中古車となるとどうでしょう?

「せいぜい5万円+端数程度ではないでしょうか?新車のような10万円単位の値引きは難しいと思います。」

「私は一切値引きをしてもらえませんでした。」

「中古車販売に値引きの慣習はありません。」

「私は値引きしてもらえました。前後のコーナーセンサーも無償で付けてくれました。」

「私は数万円ですが値引きしてもらえました。ディーラーでも遠慮せず値引き交渉するべきです。ただ高圧的にならず、和やかに会話を進めるようにしましょう。」

「車両価格の値引きはしてもらえませんでしたが、私の場合はガソリン満タン、アライメント調整、タイヤなど本来有償となるものを無償で付けてもらえたので、実質値引きしてもらったと思っています。」

このように

・値引きには応じてもらえなかった
・値引きをしてもらった
・値引きはしてくれなかったが、有償のサービスを無償でしてくれた

など、人それぞれのようです。

成約に至るかどうかは分かりませんが、「交渉してはいけない」という決まりはありませんので、少しでも安くしたい場合はぜひ値引き交渉をしてみるべきではないでしょうか。

交渉前に知っておきたい!中古車の値引きが難しい3つの理由!


ホンダオートテラスに限らず、中古車の値引きは基本的に難しい、あるいは値引きをしてくれても端数~数万円程度のことがほとんどです。

それには理由があります。

理由を知らずにホンダオートテラスの営業マンに「もっと安くして欲しい」と言っても安易に応じてもらえることはほぼないと言えます。

交渉する側も事前に「中古車の値引き」に関する基本的な部分を学んでおきましょう。

■1台1台コンディションが違う

いったん市場に出回って中古車となった車は、例え同じ時期に製造された車であっても走行距離、キズの程度、部品や機関の消耗具合などが1台1台異なります。

つまりその中古車はこの世にその1台しかないということです。

新車のように同じ品質や状態の車が並んでいるという訳ではありませんので、比較対象がなく値引きが難しいと言われています。

■品質や保証に自信を持っている

「安心と満足」が売りと公言しているように、ホンダオートテラスは特に品質や保証に自信を持っています。

また仕入れている中古車は、下取り車や買取り車もありますが、ほとんどが社用車あるいは展示車、試乗車として使用していた程度の良いものであったり、新車登録をしただけの未使用車(新古車)になります。

・仕入れている車の品質が良い
・仕入れ後も徹底した品質管理を行っている
・1年間は走行距離無制限の保証が無料で付く

などの理由から、値引きは難しいと言われています。

■利益率が低い

中古車ですので新車よりは大幅に値段が下がっていますが、上記でもお伝えしたようにホンダオートテラスで販売されている認定中古車などは程度が良い車ばかりです。

・程度が良い=価値が高い

ということになりますが、中古車というだけで新車よりも大幅に安く販売しています。つまり、そもそもの利益率が低いためすんなり値引きができないという現実があります。

ホンダオートテラスで値引きしてもらいたい!どうすれば良い?


中古車の値引きが難しい理由が分かったところで、次は実際に値引き交渉をする場合に押さえておきたいポイントをご紹介します。

■この車が欲しい!という意思を伝える

営業マンも人間です。買うか買わないか分からないお客様に対して簡単に値引きはしてくれないでしょう。まずはじめの一歩として

「どうしてもこの車が欲しい」

という購入意思をきちんと伝えることが大切です。

■値引きして欲しい理由を明確にしておく

ただ値引きして欲しいと言うだけでなく

「総額50万円以内に納めたい」
「ローンは月々3万円が限度なのでこの値段だと厳しい」
「頭金を入れる予定だけど、それでもこの価格だと予算オーバーしてしまう」

など、値引きをして欲しい明確な理由を購入意思と共に伝えることで、営業マンにも本気だという思いが伝わるでしょう。

■見積もりの中で値引きしてもらえそうな項目を把握する

見積もりには車両本体価格のほか、法定費用やその他諸費用が含まれています。この中で、車両本体価格と法定費用についてはほぼ値引きは期待できません。

・販売店手数料
・車庫証明代行費用
・車両登録代行費用
・名義変更代行費用
・納車費用
・洗車、クリーニング費用
・点検整備費用

など、販売店が独自に設定している諸費用に関して交渉してみるというのも手です。

ただ、注意したいのがこれらの諸費用が特に高額でもないのに値引き交渉をするというのは嫌がられてしまう可能性があるということです。

交渉する側も「販売店は販売手数料や諸費用で利益を上げている」ということを理解しなければなりません。

値引き交渉をするにはこれらのポイントを押さえてから臨みましょう。

それでもダメなら「実質的な値引き」を狙ってみる!

それでも値引きが叶わなかった場合、逆の発想をしてみましょう。

■有償サービスで交渉する

納車時に消耗品や部品を新品にしてもらう、カーナビやアルミホイール、ETC車載器、コーナーセンサーなどのオプションを無償または割り引いてもらえないか交渉してみましょう。

■修理や清掃で交渉する

中古車は大なり小なりキズやヘコミ、内装の汚れなどがあるものです。

「このキズを直してくれたら購入したい」
「この汚れはキレイにしてもらえませんか?」

など、本来有償となる修理や清掃などで無償または割り引いてもらえないか交渉してみましょう。

値引きがダメならこのように「実質的な値引き」を狙ってみるのも一つの方法です。

言うはタダ!値引き交渉はしてみるべし!

ディーラーの認定中古車は、一般的な中古車と比べると値引き交渉が難しいと言われています。

ですが決して「交渉してはいけない」ということではありません。今回ご紹介したポイントを押さえつつ、あくまで和やかに交渉を進めてみてください。